ここからは教室を開講するまでに、やってきたことを書いていきます。
まず話を聞かないと始まらないということで、ネットで見つけたあるフランチャイズの本社にアポを取り、説明会に向かいました。
怪しげなビルの指定されたフロアに行くのですが、受付に誰もいません。
いきなり不安です。
しばらく待っているとスーツを着た若い男の人が出てきて部屋に通されます。
机の上には教材とカリキュラムの流れ等が書かれた資料が置いてあります。
簡単な挨拶の後、それらについて説明がありました。
今後の市場の予測や教材の内容について、教室の運営の仕方などです。
まぁこんなものかな、という感じでふんふんと話を聞き、どうしようか悩みました。
まあ出来そうですけど、他の仕事もあるので時間のやりくりの問題と、ビジネスとして見るとそんなに魅力が無い、というのが正直な感想でした。
その時はそれ以上話が進まず、そのまま帰りました。
それから数ヶ月が経ったある日、電話が来ました。
もう少し詳しい話がしたい、というのでそのままいろいろと話をしました。
結構長い時間、話したでしょうか。
そのうちにだんだんと、何となくやりたくなって来ました。
どの業種でもそうですが、こういう電話で営業する人は話が上手いです。
そこから後日、別の人とzoomを使って打ち合わせというか、面談というかミーティングをすることになりました。
今でこそzoomミーティングは普通のことになりましたが、その頃はまだ珍しかったと思います。
zoomではエリアマネージャーだかアドバイザーだかアンバサダーだかの男の人が、私が教室を開こうとしている地域の他の教室の状況などを教えてくれました。
具体的な数字を見ると、まだこのエリアでは生徒数が少なく、ほとんどいないと言って良い状態でした。
私はこれをブルーオーシャンと捉えたのです。
有名な話で、二人の靴のセールスマンの話があります。
ある地域に靴を売りに行ったところ、その地域では靴を履く習慣がありませんでした。
それを知り、一人のセールスマンは言いました
「だめだ!ここでは靴は売れない」
もう一人のセールスマンは言いました。
「よし!これなら沢山靴を売れるぞ!!」
まさに私は二人目のセールスマンのように、これなら行ける!と思ったのです。
私はフランチャイズ契約を結ぶことになりました。
愚か〜〜!!
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